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って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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今日、12月26日は私のブログ開設記念日です。

この1年間、何度かくじけそうになりましたが、何とか続けることができました。
自分が想像していた以上の沢山のアクセス頂き、
また、TB・コメントを通じて、素敵な方たちとお知り合いにもなれました。
本当にありがとうございました。

記念日に合わせて、メインの「お薦め?コミック」も100回に到達
100回目は、今話題のフィギュアスケートを舞台にした「愛のアランフェス」で...。
これからも自分なりのペースで続けて行きたいと思っています。

ついでに、TOPの画像も来年の干支である「戌」バージョンに変えてみました。
今後とも、よろしくお付き合いの程、お願いいたします。
# by teddy0021 | 2005-12-26 20:05 |  ダイアリー
第100回 【 愛のアランフェス 】_c0020030_1937575.jpg
第100回は、トリノ五輪の代表選手決定記念!
と言うわけではありませんが(苦笑)、
「フィギュアスケート」を舞台にしたロマン、
槇村さとるさんの「愛のアランフェス」を採り上げました。
1978~1980年に別冊マーガレットに連載され、
コミックスは全7巻完結、SGコミックス3巻、文庫全4巻、
そして、クイーンズコミックス全5巻となっています。
大学時代に当初の全7巻を買って保有していましたが、卒業時に後輩に譲ってしまいました。
すばる書店白井店さんに、クイーンズコミックスが2巻まで置いてあったところを、
お願いして3~5巻を入荷して頂き、先週、久し振りに全巻読み終えたところです。

物語のはじめは次のような感じです。
日ソ国際フィギュアのエキシビション大会に一人の無名の美少女が飛び入りで参加し、
高難度の「三回転ジャンプ」を何度も決め、
華麗で奔放な天才的スケーティングを披露して関係者を驚かせた。
一方、男子シングルの第一人者である友人「筒美一」の招待で
陰からひっそりエキシビション大会を見つめていた、
再起不能説が流れる傷心の天才スケーター「黒川貢」は、
この少女の電撃的なデビューを見て、その滑りの中に運命的な感動を覚える。
この少女は、かつての名スケーター「森山優一」が
釧路で人知れず英才教育を施した娘、「亜季美」だった。
「亜季実」と「黒川」は、お互いの演技に惹かれあいながら、
ペア・スケーティングの道を歩みだす...

この作品は槇村さとるさんの出世作となった連載ですが、
彼女のデビューは73年ぐらいだったと記憶しています(「白い追憶」だったかな?)。
「くらもちふさこ」さん、「河あきら」さん、「亜月裕」さんなどとともに、
別マを読む時の楽しみとなっていました。
(この当時は男性名の女性漫画家が結構いらっしゃったような...)

「フィギュアスケート」の漫画は余り沢山なかったのではないでしょうか?
当時知っていたのは、少女コミックに連載されていた、
「ひだのぶこ」さんの「銀色のフラッシュ」ぐらい。
「逆スパイラル」という技を極めていくお話....どなたか覚えてらっしゃいますか?

本題に戻りましょう。
槇村さんの絵は大変繊細で、女の子もすごく可愛い!&美しい!
この辺が槇村さんの漫画を好きになったきっかけでしょうか。
もちろん、男性陣もホントにカッコよくって....。
「愛のアランフェス」はギャグがかなり少なめで、シリアスな側面が前面に出ています。
「筒美」や「貝谷さん」、「柴鷺夫」、「嵯峨島コーチ」、「澤田会長」、「森山優一」などの
生き方やその背後にあるストーリーも物語を盛り上げてくれますし、
何よりも、亜季実と黒川、それぞれの想い、葛藤、挫折、絶望、そして邂逅...
いたわり、もたれあいだけではペアの成長はない!と二人それぞれが厳しい道を歩み、
その寂しさや焦りを若干感じながらも、最後の心だけは繋がっている。
そんな重い部分を抱えながら、亜季実の自立心の芽生えが描かれ、
それを昇華するかのような感動的なスケーティング場面へ展開する...
そのドラマの描き方、当時まだ若さを覗かせつつも、
槇村さんの才能の高さを披露することになりました。

レーティングは★★★★☆(4.5)です。
最近の槇村さんの絵柄はかなり変わったようですが、
当時の絵は青年の私の心を捉える理想的な女の子の絵でした(笑)。
二人が、国内と海外の別の大会で遠く離れているにも関わらず、
それぞれシングルで舞う一糸乱れぬ「アランフェス」の演技、
また、森山優一のシナリオに沿って、一度は離れ離れになり、
釧路の一般リンクで初めて二人の愛のアランフェスを演じながら再会する場面...
後半の盛り上げ方、なかなか感動的ですよね。
...っと、かなりネタバレになってしまいました(汗)
この漫画の頃はフィギュアの放送があると、真っ先に「ペア」に注目していましたが、
日本ではなかなかトップクラスのペア・スケーターが出ないのが残念です。
# by teddy0021 | 2005-12-26 19:51 | ★お薦め?コミック
アイススケートフィギュア女子のトリノ五輪代表選考、
盛り上がりましたね。
こんかいの代表選考基準は、あらかじめ対象となる
大会毎に決められた順位点の累計をベースとして
上位3名が選考されるという取り決めみたいなのですが、
大事なポイントは、「その差が10%以内なら順位を逆転させる場合もある」ということ。
このことについて協会は、
「選考ポイントは、あくまでも五輪で勝てる選手を選ぶことが目的」としているらしい。
ということを前提に今日の結果を考えてみましょう。

今までの得点累計
1位 浅田真央 1901点
2位 安藤美姫 1865点
3位 中野友加里 1643点
4位 恩田美栄 1564点
5位 荒川静香 1560点
6位 村主章枝 1550点

今日の得点を加算すると、
1位 浅田真央 1901点+550点=2,451点
2位 安藤美姫 1865点+350点=2,215点 →五輪代表
3位 村主章枝 1550点+600点=2,150点 →五輪代表
4位 荒川静香 1560点+500点=2,060点 →五輪代表
5位 中野友加里 1643点+400点=2,043点
6位 恩田美栄 1564点+450点=2,014点

浅田選手は、本来なら、文句なし!で決まりなんですが、
年齢制限ってことで仕方なし。
(日本の協会もあまり積極的に変えようとするつもりも無いみたいだし...怒。
本来、成長中の身体的負担を考慮した「年齢制限」を国際的に言うのなら、
その他の国際大会に浅田が出場できること自体がおかしいと思うのですが。)

まあ、それは置いとくとして...

ポイントの上では、順当でした。
ここに問題はありません。
しかし、浅田を除いた5人の得点は10%以内
ここが大事です!!
つまり、協会として「順位を逆転させる」ことも可能だったわけです。
中野選手でも恩田選手でも.....

NHK杯、GPファイナル、全日本....これらの内容を見ると、
安藤選手の演技に大きなミスが多く
技のキレ・スピード不足など内容も物足りないと思うのは私だけではないのでは?
また、表現力という点でも、リンクの観衆の反応を見ていれば、
明らかに安藤選手の演技が観衆を魅了しきれなかったと思うのです。
(今日、スタンディングオベーションをやってもらえたかどうか...など)
体調、疲れ、足の状態、など...事情はあるのでしょうが.....

五輪で勝てる」ということを最終的な選考基準とするのであれば、
過去の五輪の実績」「勢い、成長の伸びシロ」「現在の調子」などが
最も重要視されるべきではないでしょうか?
特に、今回のように、実力的に抜きん出た選手がいない場合...
選ばれるべき選手が本当にこれで良かったのか?

結果がポイント上「順当」ですから、責められることは無いでしょうけど、
こういう定性的な部分を最終的に考慮に入れきれないのであれば、
「五輪で勝てる」のために10%のアローワンスを設けるのでなく、
初めから、「累計ポイント」のみに絞るべきです。
あるいは、もっと各競技会の上位と下位のポイントの差を広げるとか、
トリノに近づくにつれ、試合のポイントの比重を高くするとかの配慮は当然と思います。
勝つことを重視するのであれば....

安藤選手に特別な感情は無いのですが...(ファンの方、ゴメンナサイ....)
ここまで、メディアなどが異常に肩入れしているような気もしてました。
今までフィギュアに見向きもしなかったさる民放が
クリスマスのゴールデンタイムに二日連続で放送すること自体....
もしかして、初めから誰かを入れんがための調整部分=「あいまいさ」を残したということ?
結果は「ポイント制導入」で十分だったわけですが、
もし安藤選手がポイントで上位3名に入らなかった場合、どうなっていたか...
そういうことは考えたくないですが、こういう「あいまいさ」が???です。

昨日の男子の採点ミスの大失態を含めて、納得のいかない一スポーツファンです...
# by teddy0021 | 2005-12-25 22:05 |  ダイアリー
久し振りにライオンズ関係の記事を書いてみましょう。

今日、今年自分が書いた記事を読み返していましたら、
キャンプ前(1月28日)に書いたものに、
今年私が注目している選手(複数年活躍した選手を除く)を挙げていました。
その選手達が結果どうだったか?について振り返り、勝手に通信簿としてみました。
(あくまで、過去の実績を踏まえたうえでの、期待との対比です)

小野寺 : 2 
  怪我しやすい体質を克服し、球速アップとコントロール向上が出来れば...。(1月コメント)
                          ↓
  怪我気味でしたね。球速アップ、コントロール向上は見えませんでした。
                     
山崎 : 1
  ふてぶてしさは工藤以上か?ストレートのキレとカーブのコントロール向上で!(1月コメント)
                          ↓
  完全に期待を裏切りました。マウンド度胸はどこに行った!?

山岸 : 3
  どういう球を投げるのかな?(1月コメント)
               ↓
  やや突っ立ったフォーム。ストレートはそこそこ、変化球のコンビネーションは面白い。

鳥谷部 : 1
  キャンプではいつも期待されるので、そろそろ一軍に定着して欲しい。(1月コメント)
                          ↓
  まったくダメでした。ライオンズから離れることになってしまいましたね。

星 : 1
  競輪やK1トレーニング?で見せた身体能力の高さを見てみたい。(1月コメント)
                          ↓
  キャンプ途中までは期待を持たせてくれたのですが...最近は話題も聞かず..どうなった?

中島 : 3
  飛ばないボールでもHR打てるように!打率は3割、エラーはまずは3割減ノルマ。
                          ↓
  壁に当たった感じですが、後半ようやく良くなりつつありました。怪我は公傷だから...

片岡 : 4
  高木浩の後を迷わず託せるような素材と期待。(1月コメント)
                   ↓
  センスの良さの片鱗を見せてくれました。慣れてくれば、さらに良い選手になりそう。

赤田 : 3
  まだ、一人前にはわずかに及んでいない。押しも押されもしないセンターに!(1月コメント)
                          ↓
  数字はそこそこですが、まだ一人前一歩手前の印象。3割30盗塁は欲しい。

うーん、5を付けても良い選手は出ませんでした。まだまだ目利きが甘いですね(苦笑)。
今年、若手で「活躍した!」という印象を持った選手は、やっぱり「中村」「栗山」ぐらいかな?
来シーズンもキャンプ前後に注目選手を挙げるとしましょう。
                          
# by teddy0021 | 2005-12-23 22:21 | ★LIONS
第99回 【 坂道のぼれ! 】_c0020030_20402268.jpg
第99回は、以前、「つらいぜ!ボクちゃん」や「しっかり!長男」でご紹介した
高橋亮子さんの「坂道のぼれ!」を採り上げました。
1977年~1979年に週刊少女コミックに連載され、
コミックスは全4巻完結、他にワイド版全2巻、双葉文庫全3巻となっていますが、
コミックスは絶版、文庫も品切れ状態のようです。
以前、ブックオフで文庫版中古を手に入れ、最近読んだものです。

物語の始まりはこんな感じ。
ヒロイン「柚木亜砂子」は、これから入学する女子高「梢学園」の寮を目指して
長い長い坂道を登っている。
そこで不良に襲われかけた女の子に出くわし、
一緒になって荷物をぶちまけながらも抵抗するがピンチは変わらない。
そこに、同じ坂の途中にある名門高「明葉高校」の生徒で、
喧嘩の強さで有名な不良「新田友」に助けられるが、お礼を言う前に消えてしまう。
寮に入った亜砂子は3人の同級生のルームメイトと意気投合するが、
一つだけ言い出せないことがあった。
実は、亜砂子は東京の名門高を数ヶ月で中退して、
地方の女子高で1年生として再スタートを切った一つ年上であった。
一方、新田友も、学校は違うが、ある事件で1年を棒にふった一つ年上の1年生だった。
本当の自分を理解してもらえない不器用な二人の距離が少しずつ近づいていく…

この作品は4部構成になっているんですが、
私が高校生のときに読んだのは、多分1部か2部のみだったと思います。
当時、寮に住んでいた私は、亜砂子が寮生活を送っているので比べていました。
私の場合、朝食は席が決められていて、夕食は任意のグループで食べて良かったので、
同室の連中と行くことが多かったなぁ…などと。
亜砂子のルームメイト達は皆仲良しで羨ましい…
でも、女子だからそりが合わない場合は大変だろうな、とも....(笑)
そんなことは置いといて、本題。
高橋さんの漫画は、真っ直ぐな登場人物たちの誠実な生き方が実に爽やか!
という印象だったんですが、この作品は、そういう部分+少々重い感じ。
やはり、自分を見つめて、自分なりの道を探っていくわけですが、
二人ともかなり繊細なところがあって…生き方も恋愛も少し痛々しい。
まあ、二人とも元気いっぱいでは、話はすぐ終わってしまいますが(笑)
新田友の友人「岡田」や、関わってくる番長「橘」、すごく優しい弟「純」…
亜砂子のルームメイト「桃子」「綾乃」「里美」など、いい人が多いんですが、
3兄弟全て違う母親という新田家の父親の思慮に欠けた言動が…。
生活指導の先生も…。

レーティングは★★★★(4.0)です。
絵柄は、少し丸顔の優しい表情とすっきりとした清潔感があって好きです。
時折入るギャグもすごく柔らかで懐かしく、和ませてくれます。
懸命に悩み、吹っ切り、また悩む…そして成長していく二人。
自分の高校時代を思い出しながら、その時の気持ちで読んでみると、
共感できる部分が多いのではないでしょうか?
大人になった自分は、こんなに純粋に生きられないと思えるのは少々悲しいですが(苦笑)。
ラストがちょっと予想と違いました。
そういえば、高橋さんの描く漫画のラストはちょっと切ない部分が多かったかな?
# by teddy0021 | 2005-12-21 20:55 | ★お薦め?コミック