すばる書店白井店さんに行った時のお話。
これまたお世話になっている店員さん(この方は、いつも対応が誠実かつ丁寧なので、
小売・サービス業の従業員として私は高く評価してます)から、
「7月4日から発売後1ヵ月からレンタルできるようになりました。
どうぞご利用ください。」とのお言葉。
今まで最大で30冊だった一回の貸出冊数も7月いっぱいは50冊までOKみたい。
「制度なんかが変わったんですか?」と質問しましたが、
残念ながら詳しい経緯は分からないみたいでした。
うーん、知りたい!
変化が起きた時にその背景を知りたくなってしまうのは、私の常。
これ以上情報を得られないのであれば....勝手な憶測を(笑)
7月4日付の文化通信によると、
"暫定"使用料徴収、許諾業務を開始。
権利委託の推進呼び掛け。貸与権センターが説明会。
この「貸与権センター」というのは
「有限責任中間法人 出版物貸与権管理センター」のことなんですが、
HPのコンテンツは未だ工事中なので詳細はまったく分かりません。
「貸与権」の問題は使用料などで決着が付いていないらしいんですが、
ただ、どうやら6月28日に説明会を行ったらしいこと、
7月4日から暫定使用料の徴収、許諾業務を開始するということ、
などから考えるに、何らか話し合いに進展があって、
それが今回のレンタル開始までの期間(貸与禁止期間)の変更に
絡んでいるのではないでしょうか?
つまり、今回の許諾業務開始に際して決め事がいくつかできて、
例えば、「使用料を相対的に高くする」代わりに、
「今まで3ヵ月になっていた貸与禁止期間が1ヵ月になった」とか、
「暫定使用料」が有効な期間中に「貸与禁止期間による影響を探る実験を
さらに行う(当初の実験では、即日、3ヵ月、6ヵ月に分かれていた記憶あり)」とか…
その結果として、こうした変化が出てきたのでは?と...
まあ、あくまで勝手な憶測ですけど。
何にしても、一ユーザー(ヘビーユーザー?)としては、
話題の本を1ヵ月後にはレンタルできるし、
新刊が出ているのを横目に見ながらちょっとムズムズする期間が短くて済むし、
正直、嬉しいです♪♪
仮にレンタル・コミックで借りた人が今まで借りた本を全部買っていたら、
出版社や著者にもっと貢献したんでしょうが、
実際には、そんなに買うお金はないし、置くスペースにも困るし、
そもそも「レンタル」がそれらのコミックを読もうというきっかけになった部分も大きいし….
ご興味のある方は、以前書いた考察をどうぞ。
なお、今回の記事に関わる法律的なお話、今までの経緯などは
「Copy & Copyright Diary」さんという、為になるブログ(専門的です!)の
「貸与権」というカテゴリの記事を読んでいくとおおよそ分かります。
と言っても、法律の専門家じゃないので、かなりチンプンカンプンな私ですが(苦笑)