って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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カテゴリ:★お薦め?コミック( 108 )

第84回 【 NARUTO 】

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第84回は、コミックバトンの回答で「今面白い漫画」のひとつに挙げさせてもらった、
人気の高い忍者モノ、岸本斉史氏の「NARUTO」を採り上げました。
週刊少年ジャンプに1999年からスタート、現在も連載中。
コミックスは現在29巻まで発売されています。
映画にもなって、割と好評のようですね。
いつものようにすばる書店白井店さんからレンタルし、現在28巻まで読んでいます。

お話のスタートはこんな感じで...。
主人公「うずまきナルト」はいたずら大好きの明るい少年。
忍五大国の一つ「火の国」の中央付近に作られた
忍びの里の中心的存在である「木ノ葉隠れの里」の忍者養成学校「アカデミー」の生徒だが、
アカデミーの卒業試験では何度も失敗し、落ちこぼれと見なされている。
頭を痛める担任のイルカ先生は、怒鳴り、罰を与えながらも、
ナルトのことがほっておけず、ラーメンをすすりながらナルトの夢を聞いてあげる。
ナルトの夢は里を治める首長「火影(ほかげ)」になること。
両親がいないナルト、里の皆に毛嫌いされるナルト…
実はナルトのその出生には大きな秘密があった。
三代目火影のもとから、禁じ手の術を収めた巻物「封印の書」をナルトが持ち出した。
強くなりたいナルトの心を悪用して、封印の書を手に入れたいミズキ先生の策略だった。
ミズキが里中に隠し通されてきたナルトの秘密を暴露し、大きなショックを受けるナルト...
ナルトをかばうために背中に大手裏剣を受けてしまったイルカ先生が
ミズキとの戦いでピンチに…
初めて自分を認めてくれたイルカ先生のためにナルトの怒りが炸裂する!

数年前、下の息子とヨメさんがNARUTOのアニメを見ていたのを横でチラッと見ながら
「忍者?? 何だか、無節操な術バトルと汚い言葉のオンパレードだなぁ」と思っていました。
何せ、私のイメージする忍者は「伊賀の影丸」「仮面の忍者赤影
風のフジ丸」「サスケ」「カムイ伝」…ですから。
こんな現代風の忍者モノというのがピンとこなかったというわけです。
ヨメさんは「サスケ」君がカッコイイとか、他にも○○、△△がイイとか...(苦笑)、
どうやら小学生以上の女の子にも人気があるアニメらしい。
そして、最近、「ではそろそろ」って感じでレンタルしてみた訳ですが、素直に面白い!
「パクリ」なんて噂もけっこう聞きますが、そこは置いといて....
魅力あるキャラもいろいろ出てきて、特に主要キャラには
ちゃんと背景を知ることができるサブストーリーもあって分かりやすいですね。
出てくる術は、これはちょっとやり過ぎってものもありますが、
バラエティに富んでいて飽きさせない努力も。
「多重影分身」、すごい(ひどい?)術ですが、
この術を使う心理的タイミング他の技とのコンビネーション
また、「チーム制」での闘いなどはけっこうアイデア満載で面白いです。

一方で、伝説の三忍、里のトップである「○影」、上忍、中忍、下忍、
本来なら相応の実力差があるはず(実際にセリフからはそう思わせる部分は多い)ですが、
実はレベルの差が意外に小さい??
まあ、主要キャラがそう簡単に負けたり、死んだりするわけにもいかないのも分かりますが。
「つらい過去や寂しさ」に打ち勝つ強さ・優しさ、「仲間」を大切にする心、
そして主人公たちの「成長」、そして迫力ある「バトル」…
この辺は、ジャンプの王道?をきっちり押さえていますね(笑)

レーティングは★★★★☆(4.5)です。
話は第2部に突入していますね。
一部の序盤~中盤(中忍試験ぐらい)が特に面白かったですが、
後半も悪くはないですね。
これから、さらに強い敵との戦いで、いかに説得力を保っていけるかが一つの課題でしょう。
医療忍術」っていうのが、「何でもあり」を作ってしまう一因ですが、
サクラ」ちゃんが存在感を高めるには必要だから許しましょう(笑)
個人的には、「奈良シカマル」の熱くならない軍師的なタクティクスが好きです。
あと、出番も少なく地味な「日向ヒナタ」、陰ながら応援してますヨ。
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by teddy0021 | 2005-09-04 11:02 | ★お薦め?コミック

第83回 【 めぞん一刻 】

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第83回は、コミックバトンの回答で記憶に残る作品5タイトルにあげた
高橋留美子さんの「めぞん一刻」を採り上げました。
ビッグコミックスピリッツに1980~1987年の間連載され、
コミックスは全15巻完結、ワイド版・文庫も全10巻であります。
TVアニメにもなり、96回とかなり続きましたね。
完結編である劇場版アニメはもちろん、
OVA、実写映画にもなって当時の人気度の高さが伺われます。
連載当時からコミックスを買って、現在も家にあります。
数年に一度読み返しては、声にならない笑いがこみ上げてしまいます。

ほとんどの方はご存知でしょうが、とりあえず、第一話のご紹介を。
取り立てて取り柄のない浪人生「五代裕作」は、
ボロボロの古アパ-ト「一刻館」5号室の住人。
隣の4号室の住人で無軌道、正体不明の「四谷」が壁の穴から侵入してきたり、
スケスケネグリジェ姿で歩き回るこれまた隣の6号室「六本木朱美」に誘惑され、
階下の1号室住人「一の瀬」一家の主婦で酒豪・宴会屋の「花枝」にも盛り上げられ?、
まったく勉強が捗らない日々を送っている。
こんなひどい環境と訣別しようと、管理人室に赴こうとしたまさにその時、
「一刻館」の新しい管理人に出くわした。
それが、魅力に溢れた美人の未亡人「音無響子」だった…..

今は押しも押されもしない大御所の風格すらありますが、
この作品に出会うまでは、高橋留美子さんは「うる星やつら」しか知りませんでした。
「うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」「人魚シリーズ」などとはまったく違って
いかにも現実にありえそうな設定の「めぞん一刻」にはすごく魅力を感じました。
いわゆるラブコメの王道である「誤解/勘違いの連続」
「美人とダメ男の組み合わせ」…が満載なんですが、
貧乏で優柔不断で文武に優れない浪人生(→三流大学生)、
無敵の妄想癖を持つ主人公「五代」くん、
未亡人という背景を持ちながら、生真面目な反面、天然が入った優しさと
意外にわがままな性格を持つ強烈なヤキモチ焼きの「響子」さん、
五代のライバルとなるイケメン&金持ちのテニスコーチ、
金歯でもないのに歯がキラッと光る「三鷹瞬」、
そしてヘビのような動きを見せる神出鬼没の「四谷」さんをはじめ、まわりのキャラも秀逸!
後で登場する「こずえちゃん」「八神」「二階堂」などもほんっとに笑えます。

そして、時々、誤解が解けた時に見せる響子さんの笑顔の優しさと
ゆっくりとした心情の変化に読む自分も嬉しくなり、
優柔不断男ながら、徹底的に一途に響子さんに惚れる五代を応援してしまうんですね。

レーティングは★★★★★(5.0)です。
ちょっと甘い採点かも?
社会人になってから連載中もコミックスを買った数少ない作品ですから(笑)
高橋さんの描く怒る少女(女性)たちって、愛情溢れてて、好きなんですよね。
絵はすごくうまくはないですが安定してますし(もちろん連載中にレベルは上がってますが)、
さすがと頷けるコマも多いですね。
何より日常的なストーリーのはずなんですが、多くのキャラをうまく組み合わせながら
その展開の面白さには、やはり天才的なものを感じます。
後半は少し違った印象になってきますが、これも五代君が成長してきたからでしょう。
PIYOPIYOマークのエプロンが懐かしい「響子」さん、普段の優しさと生真面目さを思えば、
あの怒った表情とのギャップも良かったです!
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by teddy0021 | 2005-08-30 22:30 | ★お薦め?コミック
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しばらく更新夏休み?してました「お薦め?コミック」ですが、ボチボチと再開です。

第82回は、以前ご紹介した「帯をギュッとね!」の作者である
河合克敏氏の「モンキーターン」を採り上げました。
週刊少年サンデーに1996~2004年の間連載され、
コミックスは全30巻完結となっています。
平成11年度(第45回)小学館漫画賞を受賞し、
「モンキーターン」「モンキーターンV」(各25回)と2シーズン分アニメ化されています。
いつものようにすばる書店白井店さんからレンタルしました。

では、簡単にお話のスタート部分を…
主人公「波多野憲二」は、上馬高校の3年生。
高校野球で甲子園出場を目指したが夢破れ、今後の進路が見えない日々を送っている。
ここで筒井先生の薦めで紹介されたのが
高校OGの「萩原麻琴」という少々かっ飛んだ女性。
この萩原麻琴、実は人気と実力を併せ持つ現役女性ボートレーサー(競艇選手)だった。
はじめは競艇を「スポーツじゃない」と関心を示さない憲二だったが、
麻琴のモンキーターン(競艇の全速ターン技術の一つ)を見せられてから、その気になる。
難関をくぐり抜け、競艇選手への入り口に立った憲二。
お隣さんで憲二に恋心を抱く同級生「生方澄(スミちゃん)」は、短大進学が決まっているが、
公園で憲二の帰りをずっと待っていると宣言して、事実上、彼女となった。
憲二の本栖湖研修所での1年2ヶ月に及ぶ地獄の研修が始まった。
日に日に脱落するものが出てくる中、
落ちこぼれ組D班となった憲二たちは同期の仲間と協力しあってピンチに立ち向かう…

「帯はギュッとね!」で、河合氏の熱いながらにサッパリした、
青春を描く作風はけっこう気に入っていたんですが、
「競艇」というもののイメージがかなり縁遠かったので、
なかなか読む機会がありませんでした。
アニメのモンキーターンをスカパーでチラッと見た時、
研修を行うのが、九州の有明海の側にある「やまと競艇学校(福岡県柳川市)」
(原作では富士五湖の一つである本栖湖にある「本栖研修所」)になっていて、
ついつい郷土びいきをしてしまう私の関心が高まって(笑)、読んでみることに...。

まず、競艇という世界を描いたこと自体に珍しさがありますが、
これが、知ると知らないでは大違い!私の中でまったくイメージが変わりました。
競馬の世界は、実際の競馬中継だけでなく、
「ダビスタ」(ゲーム)や「じゃじゃ馬グルーミン☆UP!」「ダービージョッキー」などで
そこそこの知識はありますが、こと「競艇」だけは、
子供の頃やっていた日本船舶振興協会長笹川氏の「一日一善!」のCMと
九州北部にある「唐津ボート」「芦屋ボート」ぐらいしか知りませんでした。
しかし、このマンガで全国にある24競艇場の違い
(淡水/海水、水の硬度、波の発生、コースの広さなど)、
スタートのやり方やコース取りのバリュエーション、フライングを犯した時の罰則の厳しさ、
ターンやレース全体の戦術やテクニックの面白さ、
前検(前日の検査)以降は外部と連絡を取れないなどの厳しいルール、
エンジンは抽選制、プロペラは自分たちで作って持ち込み、
そしてレース期間中に選手自身で整備・調整…などなど、
実に奥が深いものであると初めて知ることが出来ました。
これだけでも、知りたがりの私には価値が大きかったです。

そして、全体を通した主人公憲二たちの成長、
仲間でありライバルである選手達や周りの人たちとの関わり、
大きな怪我と復活への道のり、
そして、憲二を取り巻く恋愛模様…など見所は沢山ありますね。
絵柄はサッパリした感じですんなり読めますし、
ギャグもあれば時々熱くなれる部分もあって飽きないですね。
登場人物も、同期のライバル「洞口雄大」をはじめ、師匠の「古池勘一」さん、
「愛知の巨人」の異名を持つ「洞口武雄」、艇王「榎木裕介」など
多くの個性的なキャラが出てきて面白いです。
そして、憲二を取り巻く女性陣もなかなか!
彼女であるスミちゃんもすごく良い子ですが、
真のヒロイン「青山優子」ちゃんに肩入れしてしまいますね。
そして、スミの親友で憲二ともお向かいさんの「城ヶ崎ありさ」!
このキャラは強烈です!

レーティングは★★★★(4.0)です。
敢えて難を言えば、後半、恋愛を強く絡ませすぎた感じもあります。
私は好きですが、ちょっと中途半端な印象を持たれる人がいるかも知れません。
その恋愛の結末も…。これはこれで..とは思いますが、少し物足りない気も。
あぁ、これ以上はネタバレ過ぎて書けません。
憲二、うらやましい...(苦笑)
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by teddy0021 | 2005-08-27 13:43 | ★お薦め?コミック
いつもレンタルコミック等でお世話になっている
すばる書店白井店さんのスタッフの方(コミ・レン太さん)が
コミック『買う派?』『レンタル派?』というブログを立ち上げられました。

当ブログへコメントも頂き、何と「リアルの私」をご存知であるとのこと!
ということは!?
顔、名前、住所、好みのマンガの傾向などご存知ってことですし....
いやぁ、これは悪いことは出来ないですネ(笑)


実は8月に入ってから、「VIPカード」というものを発行していただき、
私もどうやら初代?のVIP会員のようです。(何かそれだけでも嬉しい♪♪)
この「VIPカード」、レジにいた女性の方のご説明では、
現在一回の貸出上限が「50冊」のところを「無制限」ということらしいです。
他にも何かリクエストありましたらおっしゃって下さい....みたいな事を言われんですが、
ヨメさんを車に待たせていたので、あまり深いことは聞けませんでした。
コミ・レン太さんのブログでVIPカードのことをご紹介頂けるみたいなので、
詳しくはそこで確認しようと思っているんですが、
この「貸出上限冊数無制限」という特典は、
私個人には残念ながらメリットが少ない
だろうなぁ....(涙)

いわゆるサラリーマンで電車に乗って通勤する一人なので、
10km離れたお店に平日行くってことは出来ないですし、
さすがに1週間で50冊以上も読む時間はないですし...
せいぜい一日3~4冊のペースが良い所ですね。
土日はもう少し読めますが、他にもやらなきゃいけないことは沢山ありますし...ね。
家族が同時に借りてもなかなか50冊までは...

と考えていたら、「待てよっ!」
すばるさんだって、当然、お客(他のVIP会員の方たち & 次のVIP候補の方たち)の
ニーズをきちんと把握されてのことでしょうから、
一回に50冊以上借りたいってニーズがかなりあるってこと?
半額でレンタルできる火曜日などにまとめてドカーンと借りるんでしょうかね?

そう言えば、この前、発売1ヵ月後からレンタル解禁って時にヒアリングを受けた際、
「新刊に関してはレンタル日数を短くするか、レンタル価格を上げるか...
など検討しているんですが、どのように思いますか?」と聞かれました。
週1回しか来れないので1週間レンタルが出来ないと新刊が借りれないので、
価格を上げる方の選択肢しかないです
」と答えましたが、
どうやら少数派のようでした。
他のお店のビデオのレンタルも同じですが、新作は基本1泊2日までが基本となってて、
毎回、子供には「新作はダメ!」と言ってます。
週末に車で行くしかない人(郊外に住む普通のサラリーマンなど)には
つらいものがありますね。
ということで、DVDはレンタルするのは止めて「買う派」になりました。
嵩張りませんし、最近の洋画は新品で1000~1500円ぐらいで手に入りますし....
(新作は別ですよ。もちろん)

コミックは嵩張りますので、スペースの問題からも気に入った作品を全て買うのは無理ですし、
コスト面も考えると気楽に手を出せなくなって、コミックを読む量が激減しそうですねぇ。
ということで、多少値上げしても新作1週間レンタルは可として欲しいなぁ。
新作は5冊までとか制限あっても問題ないですけどね。

話が逸れました....
VIPカード、こんな私にもメリットがある特典を提案せねば!(笑)
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by teddy0021 | 2005-08-25 18:21 | ★お薦め?コミック
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第81回は、「無限の住人」で有名な沙村広明氏の現代もの、
「竹易てあし漫画全集 おひっこし」を採り上げました。
表題の「おひっこし」はアフタヌーンシーズン増刊2000年9月号~、
少女漫画家無宿 涙のランチョン日記」が同2000年3月号、
みどろヶ池に修羅を見た」が同1999年11月号に連載されたものです。
いつものようにすばる書店白井店さんからレンタルしました。

以下、簡単にご紹介。
おひっこし」は、彼氏が海外青年協力隊ということで遠距離恋愛中の
美人の先輩「赤木真由」に片思いしている大学生「遠野禎」が、
友人「木戸草介」とその彼女で実は遠野が好きらしい「小春川玲子」、
そして赤木真由と織り成すキャンパスライフ・ラブコメというところ。5話完結。
涙のランチョン日記」は、いまいち売れない18歳の少女漫画家
「船橋夏見」が辿る波乱万丈の転落??人生模様。
みどろヶ池…」は沙村氏が京都へ取材旅行に行った時
の「スーパー飲み歩き記」。8ページの超短編。

竹易てあし」というのは、沙村氏が上記の漫画を書いたときの名義のようです。
"TAKEI-TEASHI"="TAKE IT EASY"だとか?
別名を使うのも何となく分かる気がします。
絵柄は一緒なんですが、時代も描くテーマも「無限の住人」とは大きく違ってますから。
テンションの高いギャグが沢山入っていながら、
シリアスな場面はしっかりまとまっている…
ただ、ギャグのネタは相当マニアック?ですし
(少なくとも私のような年代には分からないネタも多い)、
台詞廻しもかなり独特?(こんな表現で大学生は話しているのかな?)なので、
一回読んだだけではいまひとつ面白さが分かりませんでした。

でも、二、三度読んでみるとけっこう笑える!
日本人に騙された?ママの恨みを胸に
日本人に復讐を図るイタリア人「バローネ・アッサシーノ」の話とか、
バローネに騙されかかった「福島みこと」と「木戸草介」のバーでの詰りあいとか、
原子番号70番、元素記号Yb「イッテルビウム」=イッテルビームとか、傑作ですね!!
背景には、多摩美術大学近辺が出てくるそうです。
青春グラフィティらしい、なかなかのラストも○です。

一話だけの「涙のランチョン日記」もかなりハチャメチャな展開ですが、面白いです。
「船橋夏見」…沙村氏は、千葉県船橋市の夏見に実家があるんでしょうか?

レーティングは★★★★(4.0)です。
この画力とネタだらけのギャグというのは、面白い取り合わせですネ。
沙村氏の思い入れは主に女性側キャラに出ていると確信しました。
氏の描く女性キャラは艶があっていい感じです。
ひとつだけ気になるのは、これだけ画力があるのに、
時々デッサンが狂う時があるような?
頭の大きさなどバランスがおかしいコマも…。
でも、魅力的だから許します!(笑)
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by teddy0021 | 2005-07-27 20:56 | ★お薦め?コミック

第80回 【 あずみ 】

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第80回は、またまた時代劇、上戸彩主演で映画にもなった
小山ゆう氏の「あずみ」を採り上げました。
1994年からビッグコミックスペリオールに連載されており、
コミックスは現在35巻まで発売されています。
1997年度第一回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、
1998年第43回(平成9年度)小学館漫画賞を受賞しています。
いつものようにすばる書店白井店さんからレンタルし、
現在35巻まで読んでいます。

はじめのストーリーは大体次のような感じです。
徳川幕府初期、ある山奥の里の近くで一人の爺に育てられた、
まだ外界を知らない10人の仲の良い子供達。
物心つかぬうちから徹底的にその武術を鍛えられた10人に、
その爺は「これから外に出て使命を果たすときが来た」と、
一番仲の良い気に入った者同士二人ずつの組になるように命ずる。
この10人の中でも際立った能力を持つヒロイン「あずみ」は、
多くの仲間から請われるが、自身が選んだのは、
同じく高い能力を持ち、幼い好意を寄せる「なち」だった。
しかし、爺が課した最後の訓練は、組んだ者同士で斬り合い、
生き残った5人を選ぶというものだった。
苦悩に満ちたあずみの運命が動き出す…

小山ゆう氏のマンガは、「おーい!竜馬」などで良く知っていますが
「あずみ」というマンガは名前だけ。
「上戸彩」主演で映画になるということで、知名度は更にアップ。私は取り残されました。
ちょっと天邪鬼の私は、あまり有名になったものに乗り遅れると敢えて避ける
変なこだわりがあって(未だに、タイタニックの映画を見ていない)、
マンガすら手を付けない日を続けてましたが、
食わず嫌いは損、「やっぱり読もう」と…(笑)

ご紹介した物語の始まりの部分でショックを受けました。
小山氏が描く「嬉しい」「楽しい」の表現は、その表情とややオーバーなアクションで、
良くその雰囲気が伝わってきて、出だしはまさにそんな明るい感じだったんです。
それが一転!
まだ幼さが残る子供達が斬り合い、次に里を襲う…なんて信じられなかったんです。
ここまでのところで完全に引き込まれました。

ここから、仲間が徐々に減っていき、頼りの爺も狙われるようになって、
いよいよ、刺客として精鋭中の精鋭であるあずみの修羅の強さが前面に出てきます。
しっかり者で心の中に菩薩のような優しさを秘めるあずみだけに、
使命の背景や人の命を奪う意味に苦悩しながら、心を揺らすあずみが痛々しくなりますね。
単純な斬った斬られたで強者を称えるヒーロー・ヒロインものではありません。
斬られる側になる人も単なる悪人とは限らない、行き場を失った人も多く、
時代背景も手伝って、読者も刺客が人を殺めることが完全に悪と決め付けられない
複雑な思いで読み進めることなりそうです。

レーティングは★★★☆(3.5)です。
巻を重ねると、少々パターンの類似が感じられ、
あずみのサービス?ショット(明るい感じはないですが...)や
Virginityの危機も頻繁に出てきます。
殺陣シーンの描写はさすがですが、
やはり、ちょっと凄惨…Rated-Rでしょうか。
一方で、あずみの抱える苦悩と時折見せる安堵の表情の描き分けは心に残ります...
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by teddy0021 | 2005-07-20 21:31 | ★お薦め?コミック

コミックバトン

 ブログで仲良くしていただいている「ほんの日記」のブラッドさんから、
 コミックバトンを渡して頂きました。

 「△△バトン」っていうものは、趣旨は違うんでしょうけど、
 昔流行った「○○の手紙」のようなイメージを持っていたんですが、
 最後の質問「手渡す5人は?」と言う部分に目をつぶれば、
 書くことは楽しそうですし、最後も「アンカーとして」OKとのことでしたので、
 喜んで受けちゃいました。
 
 それでは、回答です。


1.Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入っている漫画単行本の冊数)

 うーん、300~400冊ぐらいですかね?
 本棚に入りきれないものはベッドの下の「入れと庫」に…
 あ、あそこのキャビネにも....ひょっとしたら階下のトランクルームにも?
 数えるためには大掃除が必要そうなので、とりあえず「400冊」ということで!

 大学卒業時に後輩に譲った少女漫画単行本の数々....
 スペースがなくて古本屋、ブックオフ、ちり紙交換に行ってしまったもの....
 結婚前に、ヤバいかも?って抹殺してしまったもの(笑)....
 合わせると1,000冊ぐらい?今思えば、もったいない!
 あっ、レンタルスペースに28,000冊ぐらい...
 (冗談デス…すばる書店白井店さんのことです)。


2.Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)

 ●浦沢直樹氏【20世紀少年】(当ブログ「お薦め?コミック」第4回)
  伏線に次ぐ伏線という構成力とストーリー展開の凄さ、そして何より、
  私のブログでのキャッチフレーズ(?)「万博世代のマンガ好き」のヒントをくれた作品。

 ●二ノ宮知子さん【のだめカンタービレ】(当ブログ「お薦め?コミック」第65回)
  肩の凝らない、思わず笑ってしまっているマンガ。一応?恋愛要素もあるのでGood!
  男性にもオススメできる作品ですね。

 ○他にも.....尾田栄一郎氏【ONE PIECE】、岸本斉史氏【NARUTO】、
         満田拓也氏【MAJOR】、吉崎観音氏【ケロロ軍曹】、沙村広明氏【無限の住人
         一色まことさん【ピアノの森】、山田貴敏氏【Dr.コトー診療所】 などなど...


3.The last comic I bought (最後に買った漫画)

 ●かわぐちかいじ氏【ジパング】19巻
  現在の最先端技術の粋を集めたイージス艦「みらい」が第二次世界大戦時の太平洋に
  タイムスリップ!歴史を変えてしまうのか?武器や仲間が減っていくドキドキ感も...

 ●浦沢直樹氏【20世紀少年】19巻
  初回限定版は、T-REX[20th Century Boy]の復刻版CD付で嬉しい!


4.Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

 いっぱいあり過ぎて....5つは「高レーティング」&「よく読む/思い入れあり」でリストアップ。

 ●浦沢直樹氏【YAWARA!】(当ブログ「お薦め?コミック」第1回)
  何度読みなおしたことか?もどかしい二人の想いが...あの空港シーンに涙....
 
 ●かわぐちかいじ氏【沈黙の艦隊】(当ブログ「お薦め?コミック」第36回)
  大胆な構想、知的な戦術、世界の政治...男の海洋ロマン!?

 ●井上雄彦氏【SLAM DUNK】(当ブログ「お薦め?コミック」第41回)
  ヤンキー漫画と思ってパスしていた私がバカでした。絵がどんどんうまくなる。泣ける!

 ●高橋留美子さん【めぞん一刻】(いずれレビュー)
  やきもちやきの「響子さーん」が良いなぁ。四谷さんが...こらえてもこらえても笑えた。

 ●一色まことさん【花田少年史】(当ブログ「お薦め?コミック」第43回)
  不思議なファンタジー。郷愁と笑いと涙、良い味出してます。番外編も泣けます。

 ○5つってこだわらなくてもOKって言ってくれたら....ダメですよね?(苦笑)
   ★竹宮惠子さん【ファラオの墓】(当ブログ「お薦め?コミック」第28回)
   ★萩尾望都さん【11人いる!】(当ブログ「お薦め?コミック」第31回)
   ★高橋亮子さん【つらいぜ!ボクちゃん】(当ブログ「お薦め?コミック」第25回)
   ★ちばてつや氏【あしたのジョー】・・・いずれレビュー。説明いらないですよね。
   ★浦野千賀子さん【アタックNo.1】(当ブログ「お薦め?コミック」第6回)
   ★ちばあきお氏【キャプテン】(当ブログ「お薦め?コミック」第39回)
   ★園田光慶氏【あかつき戦闘隊】・・・いずれレビュー。復刻版出たんですよね?
   ★楳図かずお氏【へび女】(当ブログ「お薦め?コミック」第45回)
   ★小山ゆう氏【おーい!竜馬】(当ブログ「お薦め?コミック」第59回)
   ★中島徳博氏【アストロ球団】・・・いずれレビュー。キャプテンとは180度違う野球。
   
   まだまだあるけど...次点グループはこれぐらいで。思い入れ優先で書きました。


5.Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)

  私がお声をかけて、YESと言ってもらえる自信もないですし、
  公募して誰も手を上げてくれないっていうのも寂しいので、
  私がアンカーってことでお許しください。
  もし、面白そうだから是非って方がいらっしゃたら、お声をかけて下さいネ。
  1名でもいらっしゃたら軽~く方針転換しますヨ!

P.S.
野良猫の皮を被ったライオン」の梨華さんから手を挙げて頂いたので、
アンカー撤回します。(梨華さんのご回答はこちら

P.S.Ⅱ
乙女ノ読物」のミナさんからも手を挙げて頂きました。(ミナさんのご回答はこちら

他の方でも「やってみたい」というご希望あれば、喜んでバトンお渡しします!
気軽にお声掛けて頂ければOKですよ~♪

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by teddy0021 | 2005-07-13 21:57 | ★お薦め?コミック

第79回 【 無限の住人 】

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第79回は、前々回の冬目景さんの「黒鉄~KuroGANe~」に
一種通じるところがある、
沙村広明さんの「無限の住人」を採り上げました。
月間アフタヌーンに1993年8月に登場、1994年からは連載となっていて、
コミックスは現在18巻まで発売されています。
1997年に第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しています。
いつものようにすばる書店白井店さんからレンタルし、
現在17巻まで読んでいます。

物語は以下のような感じで始まります。
主人公、かつての旗本「万次」は、悪辣な上役を殺害し、更に追っ手の旗本100人を斬って、
「百人斬りの卍」の異名を持つ賞金首となった。
しかし、その無敵の強さの裏には、
「八百比丘尼」により『血仙虫』を埋め込まれた「死ねない身体」があった。
100人目となった旗本の妹「 町」の死をきっかけに、
残りの人生で1000人の悪人を切ることを償いと誓った万次。
一方、町道場の娘「凜」は何者かに父を殺され、仇討ちの助っ人を探し始めるが、
八百比丘尼から用心棒として勧められたのは、無限の命を持つ男「万次」だった。
常識とはかけ離れた理念を掲げ、無頼を働く逸刀流の頭首で憎き仇「天津影久」を追って、
凛と万次の壮絶な闘いが始まった…

最初にレンタルコミックでこの作品を見つけた時、
一番印象に残ったのは、濃密・妖艶な趣を持ちながら、時々デッサン調になったり
殺陣のシーンでの擬音が漢字だったりする、異色の画風でした。
しかし、一人ひとりのキャラごとに見ると、絵はうまいというか魅力的というか…
特に回を重ねるごとにうまくなっていく感じです。

そして、主人公が「死ねない身体」を持つことに対するバランス感覚からか、
無茶苦茶に強くはない!登場する強豪達の中で、強さは上の下ぐらいでしょうか?
前半の「逸刀流」のメンバーは、変わった武器(暗器?得物?)使いが多く、
奇想天外な必殺技はほとんど出てこないというのは良いですね。
少しグロテスクな場面も少なくないので、Rated-Rかとも思うんですが、
一部天然?も入った頑張り屋凛ちゃんや、
面倒くさがりっぽいけど凛ちゃんをほっておけない万次達のキャラが救ってくれています。
(最近は、少年マンガでも相当な場面もあるので、Rated-Rではないかも?)

色々な強敵が出てきますが、単なる格闘ものではなく、ストーリー展開も見ものです。
また、敵でも味方でも、男でも女でも、主要なキャラには、その過去がきちんと描かれていて、
それだけに思い入れが出来そう…そういう面もあって魅力的、印象的なキャラが多いです。
最強と目されるキャラは「乙橘槇絵」という虚ろな趣を残す美人という珍しいパターンですね。

レーティングは★★★★☆(4.5)です。
時に凄惨な場面が入る点が...ですが、
ストーリー展開、画風、アイデアなど魅力がたくさんあります。
作者は、冬目景さんの後輩だとか?
当初は5巻で完結予定だったそうですが、
それ以降は既に決めてあるラストに向かって描いているという話もあります。
現在は、主人公がなかなか出てこなかったり、時間感覚としてはスローな展開で、
月刊誌連載ということもあって、コミックス派としてはジリジリしてしまいますが、
作者が構想しているラストにどのように繋がっていくのか、楽しみな作品です。
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by teddy0021 | 2005-07-09 20:14 | ★お薦め?コミック
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第78回は、重度で複数の障害を持つ子供、その家族、先生達、
そしてその活動などを描いた、山本おさむ氏の「どんぐりの家」を採り上げました。
90年代前半からビッグコミックに連載され、コミックスはA5版で全7巻完結、
ワイド版が全3巻完結となっています。
いつものように私はすばる書店白井店さんから全7巻をレンタルしました。
漫画は1995年度第24回日本漫画家協会優秀賞を受賞、
アニメで映画化もされて(一般上映じゃないそうですが)、
平成9年度第1回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞しています。

第1話は次のようなお話です。
田崎という若い夫婦に初めての子供「圭子」誕生。
発育が遅く、言葉をうまく喋らない圭子に不安を抱いた母は、
2歳3か月になった圭子を医者に連れていくが、知的障害と聴覚障害があると診断された。
生まれながら耳が聞こえず、そのため喋ることも出来ない。
母親の言うことが分からず、母親は圭子の行動が理解できない。
ろう重複障害を持つ圭子に対する周囲の冷たい視線や無神経な言葉に傷つきながら、
その将来を絶望して、育てることから逃げ出しそうになる母親…
父親も泥酔して日常を紛らわせる日々…
しかし、喘息で呼吸困難に陥り、搬送される救急車の中で、
昏睡状態の圭子に泣きながら必死に呼びかける父…
全身でもがきながら、生きたがっている圭子の思いが両親に伝わった…

「障害」にまつわる諸問題について知識も考えもお話できるレベルではありませんので、
その部分に関しては敢えて触れませんが、
どのお話も、読んでいて涙が止まりませんでした。
障害を持つ子供達がどのように思い、感じているのか、
両親や兄弟がどう受け止め、現実の社会でどんな苦労をしているのか、
養護学校や施設の先生達がこんなにも一生懸命なのか、
そして、共同作業場建設のために立ち上がり、あきらめずに頑張る人たちの姿…
これらの一端でも知ることが出来たのは、
マンガという文化がもたらしてくれたものと感謝しています。
また、表現の問題などいろいろ困難が伴いそうな「障害」の問題に
正面から切り込んだ山本おさむ氏の功績は大きいと思います。

レーティングすること自体、失礼かも?...と思いましたが、
ひとつのマンガとして…★★★★☆(4.5)です。
はじめは、受け入れにくい絵柄かなと思っていましたが、
子供達が持っている純粋な優しさが初めて周りに理解された時の表現、表情など、
心の中がいっぱいになって、やはり涙なしでは読めません。
特に、そうやって理解されるまでの「長い、長い、時間」を考えると…。
うまく表現できなくて申し訳ないんですが...佳作だと思います。
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by teddy0021 | 2005-07-07 22:28 | ★お薦め?コミック
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第77回は、一度死んだ渡世人が半身鋼の身体で甦る
冬目景さんの「黒鉄(KuroGANe)」を採り上げました。
モーニング増刊OPENに不定期連載の後、
モーニング本誌にこれまた不定期で連載中(休載中?)。
現在コミックスは1~5巻が発売され、文庫本は3巻まで出ています。
いつものように私はすばる書店白井店さんからコミックス5巻をレンタルしました。

お話はこんな感じで始まります。
巷を騒がせているお尋ね人「人斬り迅鉄」は、ある日、命を落とした。
しかし、天才蘭学士である「源吉」に亡骸を拾われ、
その手で、半身は鋼、残りは生身という
鉄仮面姿のからくり人形?「鋼の迅鉄」として生き返る。
迅鉄は意志を持ち、尋常でない強さを誇るがしゃべることが出来ない。
逆に、そのお供になる、からくり刀「鋼丸」はしゃべることは出来るが、自分では動けない。
この奇妙なコンビは、渡世人として、街道から街道へ、
生を求めながらあてのない旅をすることに...。

冬目景さんのマンガを知ったのは2年程前。
「イエスタデイをうたって」というマンガ(いずれレビュー予定)ですが、
「何となく掴みどころがない」けど、「何か惹かれる」ものを感じてました。
この「黒鉄」は、第1巻を読み始めたとき、
「時代劇にサイボーグが出てくるちょっと変わったマンガ」だなぁ
という印象以外はあまり強いインパクトを感じませんでした。
しかし、迅鉄と旧知の仲でもあり生き様に共通点を見出す
手練の渡世人「火渡り錬司」と、その錬司を父代わりにし、
迅鉄を仇と思っている少年風の少女「紅の丹(くれないのまこと)」が登場する頃には、
結構引き込まれていることに気付きました。
「丹」をはじめとして、いろいろな女性も登場しますが、
その独特の趣きや勝気な性格など気になるタイプが多いです(笑)。
しっかり描く時と粗いデッサン風の絵の使い分けも気に入っています。
時代劇に必要な和装が絵柄にぴったりだと思います。

レーティングは★★★★(4.0)です。
ストーリー展開には、好みが分かれそうですが、
時にほのぼのとしたり、時にせつなさを感じたり、独特のムードがあります。
冬目さんが女性だと知って何となく頷いてしまいました。
いつ話が再開するのか?いつ次のコミックスがでるのか?気になる作品です。
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by teddy0021 | 2005-07-06 20:04 | ★お薦め?コミック