って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第32回 【 つぐみの森 】

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第32回は、前回の萩尾望都さんから大島弓子さんへバトンタッチ。
この方も少女漫画界の大御所ですね。
「綿の国星」までのコミックスは全て持っていましたが、
これらも譲ってしまった口です。
今回採り上げる「つぐみの森」は、1973年(昭和48年)3月号の
別冊少女コミックに掲載された作品で、「雨の音が聞こえる」という
小学館の文庫の中に収録されていたと思います。
大島さんは割と短編が多いので、作品集という形でコミックスになっているケースが
多いのですが、どのコミックスにどのタイトルが収録されていたか....
うーん、これは他の方のサイトにお任せしましょう(笑)。

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では、「つぐみの森」について。
主人公「森島みのる」は、ある「足長おじさん」のサポートで
優秀な学園に入学する。
しかし、その学園の近くの湖で美少女が謎の水死というミステリーが発生。
みのるは、「ビナス」という学園の美女に恋をするが、
そのことを学園の「鴎外先生」に話す。
しかし、ビナスは鴎外先生を想っており....そして、事件の真相に迫っていく...。

レーティングは★★★★☆(4.5)ですが、ネタばれを意識すると、
うまくストーリーを説明できないですねぇ(汗)。
「ミステリー」自体が重要ではなく、鴎外先生の想いの先に「驚き」があります。
鴎外先生を想うビナスの行動、真相を知らない無垢なみのるの言動、
それらを取り巻く背景、そういったものが全て文学になっているんです。
この時代からこういったテーマ(男が男に恋!?)が良く描かれるようになりますが、
大島弓子さんが広めた一人なんでしょうかね?

当時、私は中学生。男子学生寮のイガクリ頭の5人部屋。
部屋の隣が階段下で物置になっていて、そこに積まれていた少女漫画を
取って来たものですが、小学生以来遠ざかっていた少女漫画、それも
本格的な少女漫画の世界を、この「つぐみの森」は私にプレゼントしてくれました。
(小学生時代は、「アタックNo.1」や「ただいまの記録2分20秒5」などのスポーツものや
楳図かずお氏や古賀新一氏の恐怖ものばかりでしたから....)

同室の同級生と「こんな難しい文学を、世の中の女の子たちはちゃんと理解できるのか?」
なんて、生意気なことを言っていたのを覚えています....。
(自分たちも理解できてなかったけど....笑)
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by teddy0021 | 2005-03-03 23:27 | ★お薦め?コミック