って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第96回 【 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 】

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第96回は、超著名なアニメ「ガンダム」シリーズの初作である
「機動戦士ガンダム」の漫画版と言える、
安彦良和氏の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を採り上げました。
原案は矢立肇氏・富野由悠季氏、
メカニックデザインは大河原邦男氏となっています。
この漫画のためにスタートした「ガンダムエース」に2001年から連載スタート。
この雑誌は、季刊→隔月刊→月刊となっているようですね。
コミックスは現在10巻まで出ています(11巻は12月20日発売予定)。
他に、A5版でオールカラー、400ページ以上の愛蔵版が1巻のみ発売されています。
すばる書店白井店さんからレンタルし、10巻まで読み終えたところです。

基本的にはアニメのストーリーを追ってあるので、簡単に...
宇宙世紀0079、人口過剰でスペース・コロニーを作りはじめて半世紀。
ジオン公国を名乗るサイド3が独立を求め、地球連邦政府と戦争状態に。
総人口の半数を失った人類の争いの中に、
ニュータイプと呼ばれる新人類が芽生えつつあった。
思わぬことで人型機動兵器である最新MS(モビルスーツ)「ガンダム」に
搭乗することとなった「アムロ・レイ」をはじめ、
若き戦士達の生き方・成長を巡ってドラマが展開し始める...

アニメ「機動戦士ガンダム」は大学時代の後輩からの薦めでリアルタイムで知ったのですが、
当時は人気が無かったそうで、本来52回の予定が43回で打ち切りになったそうですね。
しかし、その世界観が今までのアニメとは大きく違っていて、独特のセリフ回しと共に、
後に莫大な支持を集めることになったわけですが、
この安彦良和氏による漫画化を聞いた時は、「大いなる挑戦だ」と思いました。
アニメ原作のイメージが強過ぎるため、
そこから離れて独自の展開を行った場合への非難も予想されるからです。
もちろん、部分的には「いくらなんでもそりゃ無いだろう」といった非難や反発はあるようですが、
私はトータルとして非常に素晴らしい出来だと思っています。
安彦氏の卓越した画力(迫力ある筆によるタッチや練ったコマの進め方など)ももちろんですが、
細かい設定のアレンジ、アニメのシナリオ展開を埋める心情描写、
そして、まったくの新解釈に基づいた外伝的ストーリーの挿入、などなど...
既に十分に知っている話、キャラクターなのに、ワクワクさせられっぱなしです。
特に連邦、ジオンの各重要キャラの背景になるような話には惹き付けられ、
「そういうことだったのか!」「それも面白いなぁ!」と、
思わずポンと手を叩きたくなる気持ちにさせられました。
「ハモン」さんが、クラブ歌手で、どのように「ランバ・ラル」に絡んでいたのかとか...
「キャスバル・ダイクン」が赤い彗星「シャア・アズナブル」となるまでの話とか...

レーティングは★★★★☆(4.5)です。
小学生以下には少々理解するのが難しいでしょうが、
非常に深みのあるストーリーが見事ですし、読み応えがあります。
原作アニメといろいろ比べながら楽しむことも出来ますね。
(その違いなどを評価しない方もいらっしゃるとは思いますが....)
もともと原作アニメのキャラデザインや作画ディレクターを務めた安彦氏ですから、
絵は違和感ない、むしろ、もっと迫力と味わいがあります。
①「始動編」、②「激闘編」、③④「ガルマ編」、⑤⑥「ランバラル編」、
⑦⑧「ジャブロー編」、⑨⑩「シャア&セイラ編」と進んでいるわけですが、
安彦氏オリジナル部分を深く楽しめる面が大いにある反面、
今のところ、私の好きな「ミハル」と「カイ」の悲しい恋の話が出ていません。
これは、また、新たな形で織り込まれることを、切に期待して読んでいます。
この部分がしっかり描かれれば、満点でも良いかも!?

おまけ
今年最後?の大人買い対象になりそうです。
「通常版」か「愛蔵版」…悩みますねぇ。
「愛蔵版」は高いけど、カラーだし、魅力があります。でも、まだ1巻のみ…
先に通常版、好きな人は後で愛蔵版も!ってことですかね?
角川さん、商売が上手い!(笑)
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by teddy0021 | 2005-12-12 20:48 | ★お薦め?コミック