って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第94回 【 ガンバ!Fly high 】

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第94回は、男子体操を舞台に熱く爽やかな漫画、
原作:森末慎二氏、作画:菊田洋之氏の「ガンバ!Fly high」を採り上げました。
1994~2000年の週刊少年サンデーに連載され、
コミックスは全34巻完結+外伝1巻となっています。
平成9年度第43回小学館漫画賞を受賞し、
「ガンバリスト!駿」というタイトルでアニメにもなっています。
すばる書店白井店さんから最近レンタルし、読み終えたところです。

ストーリーは次のような感じで始まります。
主人公「藤巻駿」は平成学園中等部に入学したばかりの一年生、
体育館に赴き、男子体操部へ入部を申し込む。
「オリンピックの金メダルを取ってみたい」という駿に部長はあきれながら、
部員を紹介していると、何と数少ない男子部員の一人が怪我。
駿は翌日にいきなり大会への出場を頼まれる。
ぶっつけ本番だったが、駿は鉄棒の逆上がりも出来ない素人中の素人だった。
10点満点のうち参加点である1点のみしかもらえない演技で大恥をかく。
緊張でトイレに行きたくなるが紙が無い...
助け舟を出してくれたのは、学園のマドンナ、女子体操部のエース「折笠麗子」。
その麗子に憧れをもちながら、駿の金メダルへの一歩が踏み出された。

ロス五輪で10点満点の演技を行った鉄棒の金メダリスト「森末慎二」氏が原作。
漫画賞受賞なので面白いのではないか?との思いはあったのですが、
金メダリストが原作者というのが何か引っかかって、
なかなかレンタルの棚に手が伸びなかったんですが…読んでみると、正直、面白かったです。
(決して森末氏が嫌いなのではなく、自慢たっぷりなお話なのかな...と勝手に勘ぐっていたわけで)
逆上がりが出来なかった駿がオリンピックに出場しメダルを争うまでに成長する過程を
後述する3バカをはじめ、実質的な支えとなる素直で可愛い彼女「相楽まり」ちゃん、
「岬コーチ」「アンドレアノフ」「キャプテン」「麗子さん」「おばあちゃん」らがしっかりサポートして、
爽快感、ほのぼの感、緊張感、連帯感…いろいろな感情が経験できます。
ストーリー上、最後の舞台は「シドニー」ですが、
前回の「アテネ」の日本男子団体の逆転金メダルを予言しているかのような….
主人公の「藤巻駿」君の素直な明るい性格と無限のチャレンジ精神...これも魅力ありますが、
やはり、平成学園体操部の仲間で3バカと呼ばれている3人、
「内田稔」(あん馬の真のスペシャリスト)、「真田俊彦」(床の貴公子)、
「東伝次」(つり輪のヘラクレス)が魅力いっぱいで、大いに笑えるし、
ここという場面ではジーンと来て涙が出そうにもなります。

レーティングは★★★★☆(4.5)です。
ストーリーは割りとシンプルですが、それなりに起伏があって楽しめます。
絵柄も少しずつうまくなりますし、体操のデッサンはしっかりしていますね。
鉄棒をはじめ、各種競技の技がいろいろ学べて、勉強にもなります。
EやスーパーE難度の技をこうまで連続するのはちょっと...とも思いますが、
かといって現実離れした技は出ません。描かれた後に現実化された技もあるそうです。
やっぱり夢があって良いですよね!
駿やライバルの「堀田」など天才肌の選手はいますが、
嫌味さはまったく感じないキャラとなっていて、好感が持てますね。
「天才なんて認めねぇ。ガンバったやつが勝つんだ。」という内田の言葉、
読んでいるうちに彼らの努力と心意気が伝わってきて、素直に頷けます!
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by teddy0021 | 2005-12-06 22:12 | ★お薦め?コミック