って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第86回 【 3x3 EYES 】

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第86回は、異世界「聖地」と、現在~過去の人間界で起こるお話を
時空もはさんで描いていく、高田裕三氏の
「3 x 3 EYES」(サザンアイズ)を採り上げました。
週刊ヤングマガジンに1987~2002年の長期に渡って連載され、
コミックスは全40巻完結となっています。
1993年度第17回講談社漫画賞を受賞しており、
91、95年にOVAも発表されています。
すばる書店白井店さんから
2年ほど前にレンタルして読み終えました。

では、いつものように出だしを少しばかり…
主人公「藤井八雲」は高校生。新宿のオカマバーでバイトしていると、
もう一人の主人公「パイ」という少女に出会う。
民俗学者である父「藤井一」の遺骨と遺書を持って現れたパイは、
実は300年前の異世界「聖地」で栄華を誇った
三つ目の妖怪種族「三只眼吽迦羅」の生き残りの姫、
「パールヴァティ4世」であり、人間になる術を求めて八雲を探していた。
暴走するパイの友達という妖怪「タクヒ」によって事故に巻き込まれ
死線をさまよう八雲だったが、
三只眼吽迦羅の持つ秘術「不老不死の法」によって
死なない「无(ウー)」(=パイを守るガーディアン)にしてもらい、生き延びる。
パイに好意を抱いた八雲は、パイ(三只眼と二重人格を形成する)と
人間に戻るために香港に旅立つ…。

この「3 x 3 EYES」、一風変わったタイトルに加え、
各巻やや厚めのページ数なのに40巻を重ねる大作ということで名前だけは知っていました。
表紙の女の子(パイ)も可愛いとは思いましたが…「三つ目」というのがネック(苦笑)。
藤島康介氏の「あぁ女神様」との区別もイマイチつかず(絵は大分違いますけど...)、
ちょっと敬遠していましたが、「完結・大作からレンタルしていこう」という
私の基本姿勢から結局借りました。
読んでみると、そもそもの設定の面白さに加えて、
大きな流れを持った世界観、オリエンタルな香りなど作品全体に漂う魅力に加え、
童顔のパイの素直で可愛らしい性格と、
第三の眼が発動した時(三只眼モードになった時)の性格のギャップのすごさ、
ガーディアンとしてとっても頼りない八雲が修練と獣魔術の習得で成長していく姿など、
読みどころが沢山あって面白かったですね。

レーティングは★★★☆(3.5)というところでしょうか。
前半はどんどん惹きこまれて、時間を忘れるほど楽しめました。
戦闘場面でも、各々の獣魔の特徴を生かした攻撃(守備)=獣魔術を
徐々に使いこなせるようになるなど、アイデアも豊富で、飽きさせません。
ただ、何度か章が変わり、生まれ変わったり、時代が変わったりで
少々話に付いて行くのがつらくなったり、
鬼眼王「シヴァ」や、その无である「ベナレス」の異常なまでの強さにぐったりし、
何とかそれに打ち勝ったのに、また復活してしまったり…と、
中盤は引き延ばし気味の展開が目立ちました。
最後はなかなか良かったので許しますけど(笑)。
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by teddy0021 | 2005-09-11 20:44 | ★お薦め?コミック