って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第82回 【 モンキーターン 】

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しばらく更新夏休み?してました「お薦め?コミック」ですが、ボチボチと再開です。

第82回は、以前ご紹介した「帯をギュッとね!」の作者である
河合克敏氏の「モンキーターン」を採り上げました。
週刊少年サンデーに1996~2004年の間連載され、
コミックスは全30巻完結となっています。
平成11年度(第45回)小学館漫画賞を受賞し、
「モンキーターン」「モンキーターンV」(各25回)と2シーズン分アニメ化されています。
いつものようにすばる書店白井店さんからレンタルしました。

では、簡単にお話のスタート部分を…
主人公「波多野憲二」は、上馬高校の3年生。
高校野球で甲子園出場を目指したが夢破れ、今後の進路が見えない日々を送っている。
ここで筒井先生の薦めで紹介されたのが
高校OGの「萩原麻琴」という少々かっ飛んだ女性。
この萩原麻琴、実は人気と実力を併せ持つ現役女性ボートレーサー(競艇選手)だった。
はじめは競艇を「スポーツじゃない」と関心を示さない憲二だったが、
麻琴のモンキーターン(競艇の全速ターン技術の一つ)を見せられてから、その気になる。
難関をくぐり抜け、競艇選手への入り口に立った憲二。
お隣さんで憲二に恋心を抱く同級生「生方澄(スミちゃん)」は、短大進学が決まっているが、
公園で憲二の帰りをずっと待っていると宣言して、事実上、彼女となった。
憲二の本栖湖研修所での1年2ヶ月に及ぶ地獄の研修が始まった。
日に日に脱落するものが出てくる中、
落ちこぼれ組D班となった憲二たちは同期の仲間と協力しあってピンチに立ち向かう…

「帯はギュッとね!」で、河合氏の熱いながらにサッパリした、
青春を描く作風はけっこう気に入っていたんですが、
「競艇」というもののイメージがかなり縁遠かったので、
なかなか読む機会がありませんでした。
アニメのモンキーターンをスカパーでチラッと見た時、
研修を行うのが、九州の有明海の側にある「やまと競艇学校(福岡県柳川市)」
(原作では富士五湖の一つである本栖湖にある「本栖研修所」)になっていて、
ついつい郷土びいきをしてしまう私の関心が高まって(笑)、読んでみることに...。

まず、競艇という世界を描いたこと自体に珍しさがありますが、
これが、知ると知らないでは大違い!私の中でまったくイメージが変わりました。
競馬の世界は、実際の競馬中継だけでなく、
「ダビスタ」(ゲーム)や「じゃじゃ馬グルーミン☆UP!」「ダービージョッキー」などで
そこそこの知識はありますが、こと「競艇」だけは、
子供の頃やっていた日本船舶振興協会長笹川氏の「一日一善!」のCMと
九州北部にある「唐津ボート」「芦屋ボート」ぐらいしか知りませんでした。
しかし、このマンガで全国にある24競艇場の違い
(淡水/海水、水の硬度、波の発生、コースの広さなど)、
スタートのやり方やコース取りのバリュエーション、フライングを犯した時の罰則の厳しさ、
ターンやレース全体の戦術やテクニックの面白さ、
前検(前日の検査)以降は外部と連絡を取れないなどの厳しいルール、
エンジンは抽選制、プロペラは自分たちで作って持ち込み、
そしてレース期間中に選手自身で整備・調整…などなど、
実に奥が深いものであると初めて知ることが出来ました。
これだけでも、知りたがりの私には価値が大きかったです。

そして、全体を通した主人公憲二たちの成長、
仲間でありライバルである選手達や周りの人たちとの関わり、
大きな怪我と復活への道のり、
そして、憲二を取り巻く恋愛模様…など見所は沢山ありますね。
絵柄はサッパリした感じですんなり読めますし、
ギャグもあれば時々熱くなれる部分もあって飽きないですね。
登場人物も、同期のライバル「洞口雄大」をはじめ、師匠の「古池勘一」さん、
「愛知の巨人」の異名を持つ「洞口武雄」、艇王「榎木裕介」など
多くの個性的なキャラが出てきて面白いです。
そして、憲二を取り巻く女性陣もなかなか!
彼女であるスミちゃんもすごく良い子ですが、
真のヒロイン「青山優子」ちゃんに肩入れしてしまいますね。
そして、スミの親友で憲二ともお向かいさんの「城ヶ崎ありさ」!
このキャラは強烈です!

レーティングは★★★★(4.0)です。
敢えて難を言えば、後半、恋愛を強く絡ませすぎた感じもあります。
私は好きですが、ちょっと中途半端な印象を持たれる人がいるかも知れません。
その恋愛の結末も…。これはこれで..とは思いますが、少し物足りない気も。
あぁ、これ以上はネタバレ過ぎて書けません。
憲二、うらやましい...(苦笑)
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by teddy0021 | 2005-08-27 13:43 | ★お薦め?コミック