って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第77回 【 黒鉄 ~KuroGANe~ 】

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第77回は、一度死んだ渡世人が半身鋼の身体で甦る
冬目景さんの「黒鉄(KuroGANe)」を採り上げました。
モーニング増刊OPENに不定期連載の後、
モーニング本誌にこれまた不定期で連載中(休載中?)。
現在コミックスは1~5巻が発売され、文庫本は3巻まで出ています。
いつものように私はすばる書店白井店さんからコミックス5巻をレンタルしました。

お話はこんな感じで始まります。
巷を騒がせているお尋ね人「人斬り迅鉄」は、ある日、命を落とした。
しかし、天才蘭学士である「源吉」に亡骸を拾われ、
その手で、半身は鋼、残りは生身という
鉄仮面姿のからくり人形?「鋼の迅鉄」として生き返る。
迅鉄は意志を持ち、尋常でない強さを誇るがしゃべることが出来ない。
逆に、そのお供になる、からくり刀「鋼丸」はしゃべることは出来るが、自分では動けない。
この奇妙なコンビは、渡世人として、街道から街道へ、
生を求めながらあてのない旅をすることに...。

冬目景さんのマンガを知ったのは2年程前。
「イエスタデイをうたって」というマンガ(いずれレビュー予定)ですが、
「何となく掴みどころがない」けど、「何か惹かれる」ものを感じてました。
この「黒鉄」は、第1巻を読み始めたとき、
「時代劇にサイボーグが出てくるちょっと変わったマンガ」だなぁ
という印象以外はあまり強いインパクトを感じませんでした。
しかし、迅鉄と旧知の仲でもあり生き様に共通点を見出す
手練の渡世人「火渡り錬司」と、その錬司を父代わりにし、
迅鉄を仇と思っている少年風の少女「紅の丹(くれないのまこと)」が登場する頃には、
結構引き込まれていることに気付きました。
「丹」をはじめとして、いろいろな女性も登場しますが、
その独特の趣きや勝気な性格など気になるタイプが多いです(笑)。
しっかり描く時と粗いデッサン風の絵の使い分けも気に入っています。
時代劇に必要な和装が絵柄にぴったりだと思います。

レーティングは★★★★(4.0)です。
ストーリー展開には、好みが分かれそうですが、
時にほのぼのとしたり、時にせつなさを感じたり、独特のムードがあります。
冬目さんが女性だと知って何となく頷いてしまいました。
いつ話が再開するのか?いつ次のコミックスがでるのか?気になる作品です。
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by teddy0021 | 2005-07-06 20:04 | ★お薦め?コミック