って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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コミック誌データ考察 【 読者層 】 (3)男性向けコミック誌部門

かなり間が開いてしまいましたが、
読者層の分析・考察、前回の(2)少年コミック誌部門に続いて、
第3回は、男性向けコミック誌部門の中での各誌の傾向を取り上げます。

<データに関する注意>
★データは、日本雑誌協会(JMPA)のHPに掲載されていたものを引用、加工。
★大変残念ですが、大手出版社の中で「講談社」のデータは公開されていませんでした。
★年齢層や職業別の回答は各誌で完全に統一されていないために一部推定あり。


まず、回答が載っていた13誌です。
男性向けコミック誌部門の発行部数ランキングの順位も付けています。

 ☆週刊ヤングジャンプ(集英社:1位)
 ☆ビッグコミックオリジナル(小学館:3位)
 ☆ビッグコミック(小学館:4位)
 ☆ビッグコミックスピリッツ(小学館:8位)
 ☆ビジネスジャンプ(集英社:9位)
 ☆ビッグコミックスペリオール(小学館:10位)
 ☆スーパージャンプ(集英社:11位)
 ☆ヤングキング(少年画報社:16位)
 ☆ヤングサンデー(小学館:20位)
 ☆漫画アクション(双葉社:21位)
 ☆ヤングチャンピオン(秋田書店:26位)
 ☆ヤングコミック(少年画報社:29位)
 ☆みこすり半劇場(ぶんか社:--位)


職業別から行きましょう。
13誌の読者層のうち、①学生の比率、②学生・その他(大半はアルバイト、フリーター)・無職を除く定職を持つ社会人の比率は次のようになります。

 ☆週刊ヤングジャンプ(集英社)・・・①15.9%、②66.1%
 ☆ビッグコミックオリジナル(小学館)・・・①3.4%、②70.8%
 ☆ビッグコミック(小学館)・・・①1.8%、②70.8%
 ☆ビッグコミックスピリッツ(小学館)・・・①18.0%、②64.8%
 ☆ビジネスジャンプ(集英社)・・・①16.8%、②60.4%
 ☆ビッグコミックスペリオール(小学館)・・・①4.6%、②70.4%
 ☆スーパージャンプ(集英社)・・・①5.5%、②76.5%
 ☆ヤングキング(少年画報社)・・・①47.0%、②45.0%
 ☆ヤングサンデー(小学館)・・・①15.8%、②69.0%
 ☆漫画アクション(双葉社)・・・①3.5%、②78.0%
 ☆ヤングチャンピオン(秋田書店)・・・①9.0%、②79.0%
 ☆ヤングコミック(少年画報社)・・・①8.0%、②86.0%
 ☆みこすり半劇場(ぶんか社)・・・①2.4%、②80.8%

これを見ると、少年画報社のヤングキングは少年誌と男性向けの中間ぐらいに位置しており、他の男性向けとはかなり性格が違うようです。ヤングジャンプビジネスジャンプビッグコミックスピリッツヤングサンデーは15~20%程度は学生が読んでいますね。ヤングジャンプビジネスジャンプの数字を比較するとあまり棲み分けは意識されていないのかも知れません。
みこすり半劇場に社会人が多いのは納得(!?)。ちょっと変わっているのはヤングコミックで社会人が86%を占めている半面、学生も8%いる。フリーターなどはあまり読まないみたいですね。①と②に含まれないのは、無職かその他(大半はアルバイト、フリーター)ですが、その比率がそこそこあるコミック誌には、いわゆる「フリーター漫画」(主人公がフリーターやバイトに時間を費やしている学生タイプで、その日常を中心的に描いた漫画)で人気も高い作品が連載されている可能性が高いかも知れません。

次は、年齢別。社会人として中堅に域に足を踏み入れる①30歳以上の比率
実質的に転職難易度が急上昇する②35歳以上の比率、で見てみましょう。

 ☆週刊ヤングジャンプ(集英社)・・・①25.2%、②13.5%
 ☆ビッグコミックオリジナル(小学館)・・・①82.4%、②67.6%
 ☆ビッグコミック(小学館)・・・①88.0%、②73.4%
 ☆ビッグコミックスピリッツ(小学館)・・・①38.8%、②24.9%
 ☆ビジネスジャンプ(集英社)・・・①34.7%、②不明
 ☆ビッグコミックスペリオール(小学館)・・・①72.6%、②52.2%
 ☆スーパージャンプ(集英社)・・・①51.1%、②28.1%
 ☆ヤングキング(少年画報社)・・・①8.0%、②3.0%
 ☆ヤングサンデー(小学館)・・・①31.8%、②17.9%
 ☆漫画アクション(双葉社)・・・①58.9%、②39.1%
 ☆ヤングチャンピオン(秋田書店)・・・①25.0%、②15.0%
 ☆ヤングコミック(少年画報社)・・・①52.0%、②29.0%
 ☆三こすり半劇場(ぶんか社)・・・①57.2%、②32.4%

上の職業別も合わせて考える必要はあるかも知れませんが、ビッグコミックビッグコミックオリジナル、次いでビッグコミックスペリオール漫画アクションは、大人度が高いコミック誌と言えるでしょう。同じビッグコミック系でもスピリッツは年齢層が少し若くなります。発行部数が一時の勢いがないのを見ると、むしろ、一部の大人の読者が離れたのかも?集英社のジャンプ3誌では、スーパー>ビジネス>ヤングの順に大人度が高くなっています。これは想定通り!?

最後に、年収別の数字。この質問には以下の7誌が回答していますが、
年収500万円以上、②年収1,000万円以上で見てみましょう。

 ☆ビッグコミックオリジナル(小学館)・・・①53.4%、②6.4%
 ☆ビッグコミック(小学館)・・・①53.4%、②5.0%
 ☆ビッグコミックスペリオール(小学館)・・・①49.0%、②15.8%
 ☆ヤングキング(少年画報社)・・・①18.0%、②0%
 ☆漫画アクション(双葉社)・・・①30.7%、②1.8%
 ☆ヤングチャンピオン(秋田書店)・・・①27.0%、②1.0%
 ☆ヤングコミック(少年画報社)・・・①25.0%、②1.0%

年齢別の数字に合っている印象はありますが、ビッグコミック系3誌を読む人の年収が高めです。ただ、3誌を比較すると、500万円以上の人の比率は50%前後で大差ないのに、スペリオール1,000万円以上の読者が15.8%もいるのです(他の2誌は5~6%)。その年収層の心を惹きつける特別な作品があるのでしょうか?興味が尽きません。
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by teddy0021 | 2005-05-15 15:43 |  コミック誌のデータ