って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第44回 【 ピアノの森 】

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第44回は、前々回の「出直しといで!」、
前回の「花田少年史」に続きまして、
同じ一色まことさんの「ピアノの森」です。
「ヤングマガジン アッパーズ」に連載されていたんですが、
今は休刊になっているようです。
コミックスは9巻まで発売されていて、
すばる書店白井店さんからレンタルしました。
掲載誌の休刊という事情もあってか、現在、連載が止まっているようです。
ただ、「モーニング」の方で連載復活という話を聞きましたので、
また、先が読めそうです!

さわりは、だいたい次のような感じです。
一流ピアニストを父に持つ「雨宮修平」は祖母の病気療養で田舎の小学校に転校。
しかし、転校生にありがちないじめに遭う。
学校の近くの大きな森の中にある古いオバケピアノを一人で弾いてくるか、
さもなければ、ズボンをおろされ○○○を皆の前で見せるか...
そのピンチを同級生「一ノ瀬海(カイ)」に救われる。
カイは「森の端」という色町街に住み、まったくのピアノ素人ながら
長い間つきあっているそのピアノを弾き「自分の世界」をつくってきた...。
一方、その小学校で音楽を教える「阿字野荘介」はかつての天才ピアニスト。
ひょんなことでカイの前でピアノを弾くが、カイは阿字野のわずかなミスに気付いてしまう。
カイは、まったく型にはまらない天性の素養を持ち、森のピアノが育んでいたのだ....

「音楽」を描くマンガというのは珍しいと思います。
アニメなら音声があるわけですが、マンガは視覚からしか入って行けませんから、
如何に読者にイマジネーションを拡げてもらうか、相当、難易度が高そうです。
しかし、この「ピアノの森」を読んでいると、
絵の表現が際立っているとは思わないんですが、
なぜか、旋律や会場の雰囲気が伝わってくるんですよね。
それだけでも、このマンガは評価されて良いと思います。
加えて、ピアノのコンクールに出てくるライバルの一人「丸山誉子」をはじめ、
登場人物にも魅力がありますし、
カイの育った環境、阿字野の過去、森のピアノとのつながり、など
話の展開もなかなか惹き付けるものがあります。
一色さん独自の「表情」の豊かさはもちろん楽しめますし。

現時点でレーティングは★★★★☆(4.5)ですね。
今後の展開はどうなっていくのか、楽しみです。
(ちゃんと復活すると信じてます!というか、こういう作品を途中で終わらせてはダメ!)
一色まことさんは、いろんな分野のマンガでそれぞれ才能を見せていると思います。
あまり、お身体が丈夫ではなさそうなので、無理せず、
長く、良い作品を描いていただけるのを期待しますネ。
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by teddy0021 | 2005-03-19 22:35 | ★お薦め?コミック