って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第43回 【 花田少年史 】

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第43回は、前回の「出直しといで!」に続きまして、
同じ一色まことさんの「花田少年史」です。
今は廃刊(休刊?)になった「Mr.マガジン」に連載されていたもので、
1995年度第19回講談社漫画賞を受賞しています。
コミックスは全5巻完結(4巻+番外編1巻)で、
すばる書店白井店さんからレンタルしました。
深夜帯でアニメになり、大変評判が良かったようです。
東京国際アニメフェア2003・TV部門・最優秀作品賞、
第8回アジアテレビジョンアワード長編アニメーション部門最優秀賞受賞だそうです。

花田一路(いちろ)は、近所でも名うてのワルガキ、イタズラ大好き少年。
はじけるような元気は良かったが、イタズラが過ぎて、
軽トラックに激突し、死線をさまよいながら、不思議な美女に遭遇....
奇跡的に一命を取り止めたが、頭に何針も縫うケガでツルツル頭になるとともに、
オバケが見えるようになり、話まで出来るようになる。
そして、成仏できないオバケ達が、各々の悩みを持って一路に頼みに来る...

といった感じなんですが、ファンタジーの一種に分類されるでしょうか?
一路の周りを盛り上げる賑やかな家族、学校の友達(壮太、洋平、桂など)、
近所の人達、それぞれがいい味出してます。
私のような?田舎育ちの万博世代にはイメージできる「風景」もまた郷愁をそそります。
そして、出てくるオバケ達が各々変わっていて面白いですし、
彼らが一路に持ってくるお願い(成仏できない悩みの種の解決)がまた、面白い。
そして、それをいかにも面倒そうに、時に食べ物で釣られたりしながら、
しぶしぶと協力する一路のストレートな子供らしさが押し付けがましさを打ち消してます。
そんな中で、思いっきり笑わせてくれたり、切なくさせてくれたり、
時に涙が止まらなくなったりさせてくれる、
一色まことさんの丁寧な話の展開と描写が光りますね。
出直しといで!」をさらに進めた表情の豊かさが最高です。
第5巻は番外編(アニメオリジナルをマンガ化らしい)ですが、
本当に涙でボロボロになりそうで...でも、読後に暖かさを残してくれます。

レーティングは、★★★★☆(4.5)。
絵柄が評価が分かれるところかと思いますが、「苦手」でも敬遠せずに、是非一度!!
スポーツものでなくても、大きなドラマでなくても、涙は何度も流せますヨ!
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by teddy0021 | 2005-03-18 22:28 | ★お薦め?コミック