って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第40回 【 プレイボール 】

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第40回は、前回の「キャプテン」に続き、
ちばあきお氏の作品です。
第22回小学館漫画賞を「キャプテン」と同時受賞しています。
73~78年、週間少年ジャンプに連載していました。
コミックスは全22巻完結、他に愛蔵版全11巻、
文庫全11巻(サンプル画像)などがあります。
私は、近所の床屋さんで、たっぷり時間をかけて(笑)、
読ませていただきました。

キャプテン」を読んだ事のある方はご存知の人も多いと思いますが、簡単にさわりを..。
墨谷二中を卒業した「谷口タカオ」は、墨谷高校へ入学。
試合中の怪我で指の曲がってしまった谷口は、野球を断念し、サッカー部へ入部。
サッカーは素人だったが持ち前の努力と運動量で普通の素人とは違っていた。
しかし、谷口は野球を忘れることが出来ず、周りも理解を示して、やはり、野球部へ。
中学の時の実績を支えてきた並々ならぬ努力と研究心を評価され、
一年生ながらキャプテンに任命される。
先輩への遠慮などでなかなかリーダーシップが発揮できない谷口だったが...。

この「プレイボール」は、月刊ジャンプで大当たりした「キャプテン」の
初代キャプテンである「谷口」の高校野球版と言えます。
初めは作者が描きたくて描いた作品ではなかったようですが、良質のマンガと思います。
キャプテン」とは似ている点はあるけど、一人に絞られている濃さがあります。
中学の時よりも、谷口の努力のすごさや野球の細かさがさらに練られている気がしました。
魔球やとんでもないヒーローが出てこない点、
部員全員でのあきらめない姿勢、努力のプロセスの重要さ、
勝利への執念.....などは期待通りでしたね。

キャプテン」に一年遅れて週刊誌へ連載され、同時進行していたわけで、
作者に相当の肉体的負荷がかかったのでしょうか?、
この作品の終盤は休みがちとなり、ドクターストップということらしかったです。
作品自体も、甲子園に向けて墨谷高もこれからという感じの時点で終了になり、
作者が描こうと思っていた本来の結末に至らなかった「未完」と言えます。
そういう事情もあってレーティングは★★★★(4.0)ですが、
本当はどのように展開するはずだったのか...。
この後、野球以外のテーマでどんな作品を描かれていただろうか....。
ちばあきお氏をまだ若くして失ってしまったのは本当に残念です。
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by teddy0021 | 2005-03-15 19:13 | ★お薦め?コミック