って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第39回 【 キャプテン 】

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第39回は、前回の満田拓也氏の「MAJOR」の
スポーツ(野球)という流れを汲んで、
ちばあきお氏の「キャプテン」を採り上げました。
ちばあきお氏は「あしたのジョー」等で有名な「ちばてつや」氏の弟ですが、
41歳という若さで亡くなられてしまいました(涙)。
そのせいもあって、作品数自体は多くはありませんが、
この「キャプテン」は今でも知っている人が多い名作です。
第22回小学館漫画賞を受賞しています。
72年から79年まで約7年間、月間少年ジャンプに連載され、
コミックスは全26巻完結、他に愛蔵版全15巻、文庫全15巻があります。
私は、連載中もずっと読んでいましたが(友人のを借りて)、
昨年、すばる書店白井店さんから愛蔵版をレンタルして思いを新たにしました。

ストーリーは結構シンプルです。
下町にある墨谷二中野球部は弱小。そこに「谷口」は野球名門・青葉学院から転入してきた。
実は青葉では2軍の補欠だった谷口だったのだが、次期キャプテンに指名された。
そこから、谷口の努力に次ぐ努力が始まる。
どういう困難な状況に追い込まれようとも、どんな強豪と試合することになっても、
決してあきらめない谷口の姿にチームメートも次第に引きずられ、
墨谷二中野球部は変わりはじめる....

うーん、書いていて懐かしさがこみ上げてきました。
谷口が初めの主人公ですが、谷口の後も、
「丸井」「イガラシ」「近藤」と一年毎にキャプテンを受け継がれていきます。
キャプテンの性格も各々違っています。
谷口は、はにかみ屋、人がよいが、逆に決断力に欠けるきらい。不屈の「努力」の持ち主。
丸井は義理人情に厚い分、感情に走りがち。並外れた情熱家。
イガラシは、野球センスの塊で、冷静さが目立つが冷たい感じも。
近藤は、剛球エースで自己チューで目立ちたがりだが、意外に素直な面がある。
4人の共通点にもなるんですが、キャプテンは「完全無欠」なヒーローではなく、
チームにいわゆる天才は出てこないですし、魔球や秘打の類は一切出てきません。
各々のキャプテン悩み苦しむ中で、限りない努力と試練に耐えること、
あきらめないこと、勝利への執念などを、
仲間たちが共有しながら、各々成長していくわけです。
そういう意味では、野球に興味がない方でも十分引き込まれていく要素を持った、
古さを感じさせない、良い作品だとお薦めできますね。
絵柄も慣れると愛着すら感じますし、「根性」も押し付けがましいところが無いのもマル。
あえて、恋愛要素を入れる必要はないでしょうね。
レーティングは★★★★☆(4.5)です。
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by teddy0021 | 2005-03-13 10:55 | ★お薦め?コミック