って言われても....それができれば苦労はない! LIONSにもこだわりあり!


by teddy0021
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第36回 【 沈黙の艦隊 】

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第36回は、前回の佐藤秀峰氏の「海猿」が
船に関係するものだったという流れで、
かわぐちかいじ氏の「沈黙の艦隊」にリレーです。
コミックスは全32巻完結です。
私は、全16巻の講談社漫画文庫を持っています。
この漫画の存在は、モーニングに連載されている時から
知ってはいましたが、一度も読んだことはありませんでした。
海外赴任時のホームリーブの最中に、佐賀の実家に帰省して
暇をもてあましている時、たまたまTVで沈黙の艦隊のアニメをやっていて、
「これは面白そうだ!」とすぐさま近くの書店に直行。
これも、文庫できれいに全巻揃っていたので、気持ち良く「大人買い」。
ほぼ徹夜して一気に読みきってしまいました。

有名な漫画なので、敢えて、ストーリーは必要ないかも知れませんが、一応...
海上自衛隊の潜水艦「やまなみ」が事故で圧壊。
日米で極秘裏に建造された日本初の原子力潜水艦「シーバット」の艦長に
任命されたのが、その事故で死んだはずのエース「海江田四郎」だった。
しかし、試験航海中に「シーバット」は海江田以下乗組員全員で反乱逃亡...
米軍は「シーバット」撃沈を指令、2つの艦隊を南太平洋に集めるが、
大空母「カールビンソン」の眼の前に現れたのは、「シーバット」改め、
原潜でありながら、独立国を宣言する「やまと」であった...

このマンガの面白さは、まず、スーパー原潜とは言え、たった一隻で
米露の海軍の執拗かつ圧倒的な攻撃を神業的操艦で打ち破っていく
一種の爽快感があるでしょう。それも、基本的に人的被害はほとんどなし。
(そりゃ、いくらなんでも無理だろう..というのはマンガなので許しましょうネ)
そして、原潜を国家という立場で、世界の政治、軍事システムを変えていこうとする
海江田の理想に向かう意志力と行動力、その海江田とは正反対の性格を持つ
第2の主人公でもある「たつなみ」艦長「深町洋二」、そして「やまと」に
次々に立ちふさがる第3の主人公ともいうべき米国大統領「ベネット」などの
人物たちに惹かれていきます。
加えて、日本の様々な政治家、各国の国家代表、国連事務総長、メディアなどが
関わる一大パワーゲーム=政治漫画でもあるわけです。

レーティングは★★★★☆(4.5)です。
満点でも...とは思ったんですが、海戦のアイデア、潜水艦国家のアイデアについて
小沢さとる氏の「サブマリン707」、「青の6号」、ちばてつや氏の「紫電改のタカ」との
類似が巷で言われたり、潜水艦などの絵が写真の無断使用などで問題になったりも
しましたので、少しだけ割引しました(笑)。
それらのマンガも子供の頃大好きでしたが、記憶がおぼろげなので.....
そういうことを横に置いておくとして、個人的には、
「実にわくわくさせてくれるマンガ」だと思います。

潜水艦を主役に使ったマンガはそう多くないと思います。
前述の「サブマリン707」「青の6号」などもワクワクして読んでました。
魚雷、ピンガー、スクリュー音、バラスト・タンク...あの見えない世界での
ひとつのミスも許されない緊迫感、そして智力の戦い...
何でもありの戦いとは一味もふた味も違うんですよね!
(あくまでもマンガの世界で)
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by teddy0021 | 2005-03-08 22:08 | ★お薦め?コミック